1型糖尿病とは
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1型糖尿病は自分自身を守る免疫システムが、インスリンを作るすい臓のベータ細胞を誤って破壊してしまうために起こる糖尿病です。
この1型を発症した場合は、最初からインスリンの投与が必要になることが多いです。
1型の糖尿病の要因としては、遺伝子と環境要因がともに関係していると考えられています。
十分な根拠とまでは言えませんが、乳児を母乳で育てている国は1型の発症が少なく、人工ミルクを授乳している国の方が1型の発症が多いので、一つの原因として牛乳も疑われています。
他にも、国同士を食生活で比較していくと、小麦タンパクのグルテンや亜硝酸塩で発色したくん製肉も、同じように疑われています。
もちろん、1型発症の環境要因は食べ物に限られるわけではありません。
いつくかのウイルスも、その要因として疑われています。
フィンランドは人口当りの1型発症率が最も高い国ですが、フィンランドの子供の1型の発症時期は、秋と厳寒の冬にピークを迎えるそうです。
北欧は1型の発症が高いので、冬の日照時間が少ないことによる日光不足なども1型の原因ではないかと言う人もいるそうです。
子供、特に0歳〜4歳児に1型の発症が増えているとの報告もあって、このことからも環境要因の影響が高いと考えられます。
2型糖尿病とは
2型糖尿病はインスリンが十分に分泌されない、または、インスリンが十分に作用しなくなる病気です。
インスリンを作る細胞は機能している点で1型とは異なります。
本格的に2型が発症するまでは、インスリンを作るベータ細胞の機能がゆっくりと低下していき、インスリンの効き方もゆっくり低下していきます。
そして、2型は発症後もインスリンを作るベータ細胞の機能低下は止まらず、そのまま放っておけば機能低下はじわじわ進み続けてしまうので、発症して時間が経過していくと結局はインスリン投与が必要になります。
このように2型糖尿病は進行する糖尿病です。
2型の原因としても、1型と同様に遺伝と環境要因がありますが、最も大きな要因は肥満だと言われています。
肥満、つまりは体にたまった内臓脂肪と運動不足が原因です。
肥満だと血液中の脂肪酸が増えてしまい、それによって肝臓での糖新生を増やします。
増えすぎたブドウ糖は筋肉での取り入れと消費の障害になってしまうのです。
また、インスリンを作るベータ細胞の中にまで中性脂肪を蓄えさせてしまうので、そのためにインスリン分泌も妨害されてしまいます。
しかも、脂肪組織は内分泌器官としても機能しており、インスリンの作用を邪魔する物質を分泌します。
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