糖尿病とは
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糖尿病という言葉はよく聞きます。
ある日突然に糖尿病と宣告されて驚くということも。
そもそも糖尿病とはどんな病気なのでしょうか。
糖尿病とは炭水化物の代謝障害が体の中で起こっていることを言います。
糖尿病は、食事の後の消化・吸収はちゃんとできますが、血液の中に入った大量のブドウ糖が、エネルギー源としてたくさん取り入れるはずの筋肉や脂肪細胞にうまく入れないことが問題なのです。
そして、体の中で利用できないのでブドウ糖が大量に体の中に余ってしまい、その結果ブドウ糖が尿から流れ出るようになります。
糖尿病の病名はここから来ています。
ですが、この糖尿病という病気は尿に糖が出てしまうことではなく、体の中にうまくブドウ糖を取り入れられないことです。
ブドウ糖を血液中に一定に保つために必要な量を筋肉や脂肪細胞に取り入れるようにコントロールしているのが、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンです。
糖尿病では、そのインスリンがすい臓から分泌されない、又はその量が不足している、逆に必要以上に分泌されているのに十分に作用しない……いろいろな原因で血液中のブドウ糖の量が増えてしまった状態、つまり高血糖になっているのです。
糖尿病のタイプ
糖尿病と一言で言っても、実は4つのタイプに分けられるのだそうです。
1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、そしてその他の糖尿病となります。
糖尿病の人のほとんどは1型か2型です。
国や民族、地域によって違いがあるそうですが、日本の糖尿病患者の9割以上はは2型ではないかと推定されていて、1型は2%あるかないかにすぎません。
まず、1型糖尿病では、すい臓がインスリンをほとんど、あるいはまったく作らないために高血糖になってしまいます。
そして、2型糖尿病の場合はある程度のインスリンを作っています。
ただ、量が不十分であるか、体の細胞にインスリンが十分に作用しない状態のため、その分泌されたインスリンが血糖値を下げることができない状態です。
2型の糖尿病はインスリンを作るすい臓の機能がゆっくりと減少していき、インスリンの効き方もゆっくり低下していきます。
このすい臓の機能低下は止まることなくじわじわと進みます。
2型糖尿病は進行する糖尿病です。
妊娠糖尿病は妊娠時のみに現れる糖尿病です。
そして、その他として薬品の副作用や他の病気に併発して起こる糖尿病があります。
糖尿病の原因とは
糖尿病は、おいしい贅沢な食事をしているから発症するというイメージがあります。
確かに、芸能人などで糖尿病をわずらっている人は多いですね。
しかし、一概にはそう言い切れないのだそうです。
たとえば、自然のものしか食べていないはずの、魚や鳥、犬にも糖尿病という病気は存在します。
実は、これほど病気の認知度は高いのですが、きちんとした原因はまだ不明な点が多いのだそうです。
そうは言っても、一番大きな要因は、遺伝と環境です。
糖尿病の場合、1つの要因によって起こるというよりは、複数の要因が複合的に関与していて、一卵性双生児でも、一方が1型糖尿病でも、もう一方も必ず1型になるわけではありません。
ということは、全く同じ遺伝情報を持って一卵性双生児でも同じように発症しないということは、そのほかに何らかの環境的な要因が糖尿病を発症させたということを示しています。
ちなみに、2型糖尿病の場合は、一卵性双生児の一方が2型になった場合、もう一方も2型になる確率は1型よりも高くなるそうです。
2型の発症は遺伝的な要因が強いのですね。
とはいえ、糖尿病の遺伝はまだいろいろと論議が繰り広げられています。
糖尿病の予防
糖尿病を予防するためには、上り坂より、下り坂の方に効果があります。
山登りや階段なども、上りのほうがきついので、運動効果があると思われています。
人の筋肉には、持久力のある遅筋と動きの早い速筋があります。
上りでは遅筋が使われ、下りでは速筋が中心に働きます。
上りに使われる遅筋のエネルギー源は、6割が脂肪で、4割が糖分です。
また、下りに使われる速筋は、ほぼ糖分だけをエネルギー源としています。
したがって、糖尿病予防に糖分を消費するためには、下りが有効になります。
ただし、下りの運動は、上りより3倍も筋肉が傷つきやすく、筋肉が傷つくと糖分を処理するインスリンが効きにくくなります。
糖分を消費して糖尿病を予防するには、筋肉を傷めないように、時間をかけてゆっくりと運動することが大切です。
日常で無理なくできる階段の下りを利用して、糖尿病を予防しましょう。
糖尿病の予防には、日頃の生活習慣の改善が必要です。
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